2021年7月23日(金曜日)~8月8日(日曜日)まで開催された《東京オリンピック》
開催前までは国民からの反対ムードがあったものの、いざ開催してみればテレビの前で応援する人も多く、ネットでは多くの盛り上がりを見せました。
全部で33競技が行われた東京オリンピック。多くの競技が盛り上がりを見せましたが、その中でも一際目立つ盛り上がりを見せたのは日本が金メダルラッシュとなった《柔道》
そんな柔道の中でも、特に大きな注目を集めた史上最強の“きょうだい”《阿部兄妹》の記憶は新しいのではないでしょうか?
そこで、東京オリンピックを振り返る。また、東京オリンピックを見逃してしまった方に向けて、東京オリンピック・柔道で金メダリストを獲得した9人の日本人を詳しくご紹介していきます。
東京オリンピックでの活躍だけではなく、今後の活躍が大きく期待される選手達ですので、お見逃しなく!!
まずは、柔道・女子金メダリスト一覧をご覧ください。
女子53kg級・阿部詩(うた)
基本プロフィール
● 生年月日:2000年7月14日
● 出身:兵庫県神戸市
● 身長:158cm
● 階級:52kg
主な実績
● 2015年全国中学生柔道大会・優勝
● 2017年グランプリデュッセルドルフ・優勝
● 2017年全国高校選手権 個人,団体・優勝
● 2017年インターハイ・優勝
● 2017年ジュニア交流大会・優勝
● 2017年世界ジュニア個人,団体・優勝
● 2017年講道館杯・優勝
● 2017年グランドスラム東京・優勝
● 2017年グランドスラムパリ・優勝
● 2018年グランプリフフホト・優勝
● 2018年インターハイ団体戦・優勝
● 2018年世界選手権・優勝
● 2018年グランドスラム大阪・優勝
● 2019年グランプリフフホト・優勝
● 2019年世界選手権・優勝
● 2020年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2021年グランドスラムタシケント・優勝
● グランドスラムカザン・優勝
● 2021年東京オリンピック・優勝
あのアナウンサーにも似ていると話題に!
上記の通り、柔道ではあらゆる大会の金メダルを獲得してきた彼女ですが、柔道以外でも話題になっているのです。
それは、フリーアナウンサー・赤江珠緒に似ているということ。
さらにネットでは「私服がかわいい」「顔がかわいい」などと言われていることからも、柔道以外でもとても注目されていることがわかりますね!
女子70kg級・新井千鶴
基本プロフィール
● 生年月日:1993年11月1日
● 出身:埼玉県大里群
● 身長:172cm
● 階級:70kg
主な実績
● 2011年インターハイ・優勝
● 2011年エクサンプロヴァンスジュニア国際・優勝
● 2011年ベルギージュニア国際・優勝
● 2012年アジアジュニア・優勝
● 2012年ワールドカップチェジュ・優勝
● 2013年実業団体・優勝
● 2013年全日本ジュニア・優勝
● 2013年グランドスラム東京・優勝
● 2015年ヨーロッパオープンソフィア・優勝
● 2015年グランプリデュッセルドルフ・優勝
● 2015年実業団体・優勝
● 2015年世界団体・優勝
● 2015年グランドスラム東京・優勝
● 2016年実業団体・優勝
● 2016年グランドスラムチュメニ・優勝
● 2017年グランドスラムパリ・優勝
● 2017年グランプリデュッセルドルフ・優勝
● 2017年選抜体重別・優勝
● 2017年世界選手権・優勝
● 2017年世界団体・優勝
● 2018年実業団体・優勝
● 2018年世界選手権・優勝
● 2018年グランドスラム大阪・優勝
● 2019年グランドスラムパクー・優勝
● 2019年世界団体・優勝
● 2020年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2020年グランドスラムタシケント・優勝
● 2020年グランドスラムカザン・優勝
● 東京オリンピック・優勝
新井千鶴の国籍は韓国?
ネット新井千鶴選手を検索してみると、関連ワードに『新井千鶴 韓国』の文字が。
どうやら、新井千鶴選手の国籍が韓国なのでは?と話題になっているようです。
どうしてそのような噂が出ているのか分かりませんが、柔道日本代表でオリンピックに出場していることや、ネットで調べてみてもそれらしき情報は一切ないので、新井千鶴選手が韓国人ということは事実無根。ただのネットのデマである可能性が極めて高いと言えます。
女子78kg級・浜田尚里(しょうり)
基本プロフィール
● 生年月日:1990年9月25日
● 出身:鹿児島県霧島市
● 身長:167cm
● 階級:78kg
主な実績
● 2014年実業個人選手権・優勝
● 2014年ヨーロッパオープングラスゴー・優勝
● 2015年選抜体重別・優勝
● 2015年講道館杯・優勝
● 2015年グランプリ青島・優勝
● 2016年実業個人選手権・優勝
● 2017年ヨーロッパオープンオーバーヴァルト・優勝
● 2017年アジア選手権団体,個人・優勝
● 2017年実業個人選手権・優勝
● 2017年グランプリザグレブ・優勝
● 2017年講道館杯・優勝
● 2017年グランドスラム東京・優勝
● 2018年世界選手権・優勝
● 2019年選抜体重別・優勝
● 2019年グランプリモントリオール・優勝
● 2019年世界団体・優勝
● 2020年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2021年グランドスラムアンタルヤ・優勝
● 2021年東京オリンピック優勝
遅咲きの“寝技の女王”
彼女の実績を見て分かる通り、他の選手に比べて世界大会で優勝するのに時間が掛かっています。
そんな遅咲きの浜田尚里選手にはある最大の特徴があります。それが《寝技》
東京オリンピックでも、金メダルを獲得するまでの全4試合、全ての試合を寝技で一本勝ちしています。
そんな寝技を駆使して金メダルを獲得し、自衛隊としての一面も持つ彼女、30歳にして現在柔道選手としてピークを迎えていると増池克之監督が言うように、まさに“遅咲きの“寝技の女王”として東京オリンピックの王者として君臨しています。
女子78kg超級・素根輝(あきら)
基本プロフィール
● 生年月日:2000年7月9日
● 出身:福岡県久留米市
● 身長:162cm
● 階級:78超kg(110kg)
主な実績
● 2012年全国小学生学年別柔道大会・優勝
● 2015年全日本カデ・優勝
● 2015年ドイツカデ国際・優勝
● 世界カデ・優勝
● 全国中学校柔道大会個人,団体・優勝
● 2016年全日本カデ・優勝
● 2016年全日本ジュニア・優勝
● 2017年全国高校選手権個人・優勝
● 2017年金鷲旗・優勝
● 2017年インターハイ個人・優勝
● 2017年世界団体・優勝
● 2017年ジュニア交流大会・優勝
● 2017年世界ジュニア・優勝
● 2018年皇后盃全日本女子柔道選手権大会・優勝
● 2018年グランプリフフホト・優勝
● 2018年金鷲旗・優勝
● 2018年アジア大会・優勝
● 2018年世界団体・優勝
● 2018年ワールドマスターズ・優勝
● 2019年皇后盃全日本女子柔道選手権大会・優勝
● 2019年グランプリザグレブ・優勝
● 2019年世界選手権・優勝
● 2019年グランドスラム大阪・優勝
● 2021年グランドスラムタシケント・優勝
● 20021年東京オリンピック・優勝
素根輝選手はまだ大学一年生!?
数々の公式大会で金メダルを獲得してきた彼女は、なんと日本大学スポーツ科学部に通う大学一年生。
「あれ?年齢的に大学一年生っておかしくない?」と思った方、その通りです。
彼女は元々、環太平洋大学に遊学したのですが、2020年7月に退学しています。
退学理由はもちろん柔道。
コロナの関係で大学では思うように蓮龍ができなかった状況から退学を決意。その際関係者は『素根は五輪に向けて柔道に専念したい』とコメントしていることからも、五輪に向けた前向きな退学と言えるでしょう。
柔道・男子金メダリスト一覧
男子60kg級・高藤直寿(なおひさ)
基本プロフィール
● 生年月日:1993年5月30日
● 出身:栃木県下野市
● 身長:160cm
● 階級:60kg級
主な実績
● 2004年全国小学生学年別柔道大会・優勝
● 2005年全国小学生柔道大会・優勝
● 2008年全国中学校柔道大会・優勝
● 2009年世界カデ・優勝
● 2010年全国高等学校柔道選手権大会・優勝
● 2010年インターハイ・優勝
● 2010年プロヴァンスジュニア国際・優勝
● 2011年インターハイ・優勝
● 2011年全日本ジュニア・優勝
● 2011年世界ジュニア・優勝
● 2012年グランドスラムモスクワ・優勝
● 2012年ワールドカップタシケント・優勝
● 2012年グランドスラム東京・優勝
● 2013年グランドスラムパリ・優勝
● 2013年ワールドマスターズ・優勝
● 2013年世界選手権・優勝
● 2013年グランドスラム東京・優勝
● 2014年選抜体重別・優勝
● 2014年グランプリブダペスト・優勝
● 2015年ワールドマスターズ・優勝
● 2015年グランドスラムパリ・優勝
● 2015年グランドスラム東京・優勝
● 2016年リオデジャネイロオリンピック:3位
● 2017年グランドスラムパリ・優勝
● 2017年アジア選手権・優勝
● 2017年世界選手権・優勝
● 2017年グランドスラム東京・優勝
● 2018年ヨーロッパオープンプラハ・優勝
● 2018年グランプリザグレブ・優勝
● 2018年世界選手権・優勝
● 2019年グランドスラムパリ・優勝
● 2019年グランプリモントリオール・優勝
● 2019年グランドスラム大阪・優勝
● 2020年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2021年アジア・オセアニア選手権・優勝
● 2021年東京オリンピック・優勝
柔道の“天才”であり“問題児”
高藤直寿選手は、柔道の天才として数々の大会で好成績を残してきましたが、その一方で問題児としても知られています。
例えば、大学時代に4歳年上の元柔道選手・牧志津香さんへの猛アタックの末に交際するも、その後に妊娠が判明。柔道・井上監督も「責任を持ってやれ」と一言。その後、高藤直寿選手がまだ大学3年生の時に2人は結婚しました。
その後はお嫁さんの牧志津香さんと、6歳の息子・登喜寿(ときひさ)くんと3人家族で円満に暮らしている様子が伺えます。
男子66kg級・阿部一二三
基本プロフィール
● 生年月日:1997年8月9日
● 出身:兵庫県神戸市
● 身長:167cm
● 階級:66kg級
主な実績
● 2011年全国中学校柔道大会・優勝
● 2012年ブレーメンカデ国際・優勝
● 2012年全国中学校柔道大会・優勝
● 2012年アジアユース・優勝
● 2013年全日本カデ・優勝
● 2014年全国高校選手権・優勝
● 2014年全日本カデ・優勝
● 2014年インターハイ・優勝
● 2014年ユースオリンピック・優勝
● 2014年全日本ジュニア・優勝
● 2014年世界ジュニア団体・優勝
● 2014年グランドスラム東京・優勝
● 2015年インターハイ・優勝
● 2015年グランプリタシケント・優勝
● 2016年選抜体重別・優勝
● 2016年グランドスラムチュニメ・優勝
● 2016年グランドスラム東京・優勝
● 2017年グランドスラムパリ・優勝
● 2017年世界選手権・優勝
● 2017年グランドスラム東京・優勝
● 2018年グランドスラムエカテリンブルク・優勝
● 2018年世界選手権・優勝
● 2019年グランドスラム大阪・優勝
● 2020年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2021年グランドスラムアンタルヤ・優勝
● 2021年東京オリンピック・優勝
最強の“きょうだい”の兄
柔道では初となる“きょうだい”で同時に金メダルを獲得した、阿部兄妹。妹はもちろん前述した阿部詩。
東京オリンピックでも最大級の話題にもなったので、今後にも大きな注目の掛かっている選手の一人です。
男子73kg級・大野将平
基本プロフィール
● 生年月日:1992年2月3日
● 出身:山口県山口市
● 身長:173cm
● 階級:73kg級
主な実績
● 2008年インターハイ・優勝
● 2010年フランスジュニア国際・優勝
● 2011全日本ジュニア・優勝
● 2011年世界ジュニア・優勝
● 2012年ワールドカップオーバーヴァルト・優勝
● 2012年講道館杯・優勝
● 2012年グランドスラム東京・優勝
● 2014年全日本選抜柔道体重別選手権大会・優勝
● 2014年世界団体・優勝
● 2015年グランプリデュッセルドルフ・優勝
● 2015年世界選手権・優勝
● 2015年世界団体・優勝
● 2016年グランプリデュッセルドルフ・優勝
● 2016年全日本選抜柔道体重別選手権大会・優勝
● 2016年リオデジャネイロオリンピック・優勝
● 2018年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2018年アジア大会・優勝
● 2018年グランドスラム大阪・優勝
● 2019年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2019年全日本選抜柔道体重別選手権大会・優勝
● 2019年世界選手権・優勝
● 2019年世界団体・優勝
● 2020年グランドスラムデュッセルドルフ・優勝
● 2021年東京オリンピック・優勝
サムアップポーズが話題に!
前回のリオデジャネイロオリンピックに続き、東京オリンピックでも金メダルを獲得し、連覇を果たした大野将平選手ですが、試合後のあることが話題になっています。
それは男子柔道73kg級の決勝戦で戦ったラシャ・シャフダトゥアシビリに対し、試合後に見せたあるポーズ。
そのポーズが《サムアップポーズ》です。(サムアップポーズとは、日本では一般的に“グッドサイン”と呼ばれている親指を立てるジェスチャーのこと。)
男子81kg級・永瀬貴規
基本プロフィール
● 生年月日:1993年10月14日
● 出身:長崎県長崎市
● 身長:181cm
● 階級:81kg級
主な実績
● 2010年高校選手権・優勝
● 2011年韓国ジュニア国際・優勝
● 2011年インターハイ・優勝
● 2012年エクサンプロヴァンスジュニア国際・優勝
● 2012年ブレーメンジュニア国際・優勝
● 2012年ドイツジュニア国際・優勝
● 20212年全日本ジュニア・優勝
● 2012年アジアジュニア・優勝
● 2013年ユニバーシアード個人,国際・優勝
● 2013年学生体重別団体・優勝
● 2013年講道館杯・優勝
● 2013年グランドスラム東京・優勝
● 2014年選抜体重別・優勝
● 2014年世界団体・優勝
● 2014年グランドスラム東京・優勝
● 2015年選抜体重別・優勝
● 2015年ワールドマスターズ・優勝
● 2015年全日本学生柔道優勝大会・優勝
● 2015年世界選手権・優勝
● 2015年世界団体・優勝
● 2016年選抜体重別・優勝
● 2016年グランドスラムパクー・優勝
● 2016年グランドスラム東京・優勝
● 2017年選抜体重別・優勝
● 2019年選抜体重別・優勝
● 2019年グランプリモントリオール・優勝
● 2019年グランプリザグレブ・優勝
● 2019年グランドスラムブラジリア・優勝
● 2019年グランドスラム大阪・優勝
● 東京オリンピック・優勝
永瀬貴規の結婚はいつ?
ネットで『永瀬貴規』検索してみると、関連ワードには『結婚』というワードが見られます。
しかし、永瀬貴規はまだ結婚はしていませんし、公表している彼女もいません。
ですが、28歳になる年齢ということから「そろそろ結婚しないのかな?」と気になる方は多いようですね!
男子100kg級・ウルフアロン
基本プロフィール
● 生年月日:1996年2月25日
● 出身:東京都葛飾区新小岩
● 身長:181cm
● 階級:100kg級
主な実績
● 2012年高校選手権団体・優勝
● 2012年全日本カデ・優勝
● 2012年ポーランドカデ国際・優勝
● 2012年金鷲旗・優勝
● 2012年インターハイ団体・優勝
● 2012年国体少年男子の部・優勝
● 2013年高校選手権団体戦・優勝
● 2013年金鷲旗・優勝
● 2013年インターハイ個人・優勝
● 2013年エクサンプロヴァンスジュニア国際・優勝
● 2014年優勝大会・優勝
● 2014年全日本ジュニア・優勝
● 2015年グランプリウランバートル・優勝
● 2015年グランプリタシケント・優勝
● 2015年体重別団体・優勝
● 2015年講道館杯・優勝
● 2016年選抜体重別・優勝
● 2016年優勝大会・優勝
● 2016年講道館杯・優勝
● 2017年選抜体重別・優勝
● 2017年優勝大会・優勝
● 2017年世界選手権・優勝
● 2017年体重別団体・優勝
● 2018年実業団体3部・優勝
● 2018年グランプリブダペスト・優勝
● 2018年グランドスラム大阪・優勝
● 2019年全日本選手権・優勝
● 2019年グランプリブダペスト・優勝
● 2021年アジア・オセアニア選手権・優勝
● 2021年東京オリンピック
ウルフ・アロン選手はハーフ
ウルフ・アロン選手はアメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフです。
生まれも育ちも東京都葛飾区新小岩。時音への愛はとても強く、母校である『葛飾区立小松南小学校』へ訪問したことなどが話題にもなりました。
関連記事に詳しいことがありますのでご覧ください。
まとめ
今回は、柔道金メダリストの方々を一気にご紹介しました。
今後の活躍や、報道に目が離せません。
これからも日本の柔道を広めていってほしいと思います。
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