静岡県で起きた元保育士による、虐待に関する事件。元保育士の経験から、対策までをお話させていただこうと思います。
保育士の虐待する原因は何?
仕事の激務(書類の多さ)
一番の原因として考えられるのが、仕事量の多さ。書類に関しては目を瞑りたくなるほどの量でした。
仕事の激務が、今回の捌け口になったのではないか?と考察しています。
しつけのつもり
躾のつもりで…というのが、よく聞こえてきますが基本的に手を出したりなど一切してはいけないです。
ストレス
保育士は子供の命を預かっていて、最優先に子どもの命を守ることを優先しなければなりません。
ですが、保育士も一人の人間。休みなどない場合は、ストレスがたまっていったりします。良い発散方が個人であれば良いのですが仕事が忙しいと趣味にも没頭できません。そうしたことから、虐待へと捌け口になってしまうこともみられるようです。(だからといって、子どもは関係ないので、転職するなど自分の環境を整えていきたいですね)
研修で学べていない
多忙なために、研修をうけられず、保育士自身の質が上がってないことも、今回の事件の背景としてあったのではないかと感じます。
怒ると叱るの違いは?
よく、怒ると叱るの違いがありますが、怒る=感情的になって一方的に責めてしまうと解釈しています。一方、叱る=何が行けなかったのか?子供に考えさせること(年少児なら、けがをするから危ないからダメだよ)などの声かけが必要になってきます。
虐待を防止する策はある!
子どもの発達を知る
子どもの発達について、学んでいくことが大事。
その為には、学ぶ時間の確保も必要になってきますね。1歳時期のイヤイヤ期などの対応は、繊細で何が言いたいのか?わからないときがあります。でも少しでも関わり方を学ぶことで、イヤイヤ期に対しても、ワンクッションおいて接することが出来ますよ。
保育士としてのプライドをもつ!
国家資格を習得したので、保育士としての責任や、プライドをもって子どもたちと接することが大事になってきますね。
相談できる相手に話す
色々と大変なときほど、聞いてくれる人に相談することです。そうすることで、気持ちにゆとりがでてきます。
虐待に関する保育雑誌での話
とある保育雑誌に載っていた一枚の写真が、とても衝撃的でした。無認可での保育園での様子。
ん?何かな?と見ていると、0歳児~1歳半くらいの子達を布で巻いて口にはガムテープを巻いて泣き声が聞こえないようにし、6時間ほどこの状態で預かっている様子が写ってる写真でした。
この虐待事例も、内部告発(勇気をもって写真をとり、通報した保育士)をして、明らかになった事例でした。とても衝撃的すぎてことばも出ません。
まとめ
悲しい事故や事件を起こさないためにも、いかに自分自身のメンタルに気付き、手遅れにならないように対策をすることが大事ですね!
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