現役時代に体験したヒヤリハット。大きな事故にはなっていないのですが、反省する部分があるので、こちらにまとめていきたいです。
保育士が体験したヒヤリハットとは?
保育園で子供たちは元気いっぱいに遊んでいますが、よくみないとわからないヒヤリが隠されています。
ヒヤリハットとは・・・幸いにして大きな被害は免れたものの、重大な事故になっていたかもしれないミスやエラーのこと。
一番、ヒヤリとした経験では、朝の会中に、座っていた子どもが急に倒れてしまったことでした。
もともと消防の普通救命講習を受けていたこともあり、できるだけ冷静に(他の子どもたちに動揺をみせてはいけないと思い)すぐに近くにいた主任の先生を呼び、熱性痙攣で倒れている子の応急処置にあたりました。他の先生も駆けつけ、連携して、15分以内には救急車も到着し、病院へ搬送することができました。
打ち所が悪ければ、頭に傷を負わせてしまったかもしれない今回のヒヤリハットでしたが、迅速な対応のおかげで、点滴して帰ることができました。(インフルBでした)
何が起こるかわからない保育園での出来事でしたが、状況を把握し、すぐに対処することで最小限にすることができます。
例えば、園庭のすべり台
すべり台に登って滑りおりるだけ…と思うかたもいらっしゃるかと、思いますが、すべり台でも沢山のヒヤリポイントがあります。
すべり台に上がるまでの階段…てすりの横から顔を出したり、後ろ向きにあがろうとしたり…横から割り込んで入ろうとしたりする子も中にはいました、
すべり台の上でお腹を下にして滑ろうとする子(本来なら、座って滑るところをふざけて腹ばい状態で滑ること)や、立って滑り台の斜面もおりようとする子も居て、危ない使い方をしてしまう子がいます。
園庭や公園のブランコ
ブランコの周りに他児が入ってきたり、立ち乗りしたり、2人乗りしたり、ブランコも危険がいっぱいです。
保育園のドア
保育園のドアに指を挟むこともよくあるヒヤリの1つ。一歩間違えば、指が切断されるかもしれないのでドアの開け閉めは気を付けなければいけません。
保育園でのヒヤリハットの原因は?
物を使うときや、遊ぶときのお約束を子どもたちともきちんとやっておくべきです。
そうすることで、事故を防止することができます。
保育園でのヒヤリハットの対策は?
保育園でのヒヤリハットや事故を起こさないようにするためには…
- 職員間で共有する
- 職員同士で声かけあい、子どもたちが遊んでいるときは目を離さないようにする
- 子どもたちとも、遊ぶとき、物を使うときなど活動する前にお約束事をする
- 過去の保育園関連の事故を職員の勉強会で共有し、未然に防ぐ意識を持つ
- 危機管理能力を高める
これらが対策として考えられます。
まとめ
保育園でのヒヤリハットの事例をご紹介しました。
実際にはいくつものヒヤリが隠されています。問題を起こさないためにも、過去の事例を知って、気を付ける意識をたかめていきたいですね!
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