(2021年6月23日)朝から、嬉しいニュースが飛び込んできた。
上野動物園にいるシンシン(メス15歳)が、双子の赤ちゃんを出産したとのこと。
生まれたばかりのパンダの性別や、生まれて1週間の山場をどう乗り切るのか?を当記事ではお伝えしていこうと思います。
生まれた双子パンダの性別は?
2021年、6月23日(火)午前1時3分に1頭目(124g)を出産。
2頭目は午前2時32分に出産したシンシン。性別は、現時点では、まだ判明しておりません。
引き続き、調べて分かり次第のせますね。
生後約2カ月間は目が見えず、自力で移動することもできない。母親の体温と母乳が頼りで、母親に守ってもらわなければ生きていけない。
1980年に飼育下の元でパンダの繁殖が行われ、それ以降、パンダの行動や栄養に関する知識がデータとして残り、監視技術も進歩してきたおかげで、「飼育下で生まれたパンダは、ほとんどが生存しているとのこと。
生まれてすぐ、最初の試練がやってくる(最初の1週間)
双子のどちらかを母親が「えこひいき」し、片方を見捨てる
パンダが双子を出産すると、母親は本能的に強い方の子を選び、もう1頭を見捨ててしまうこと(もともと2頭育てることが難しい)があり、動物園ではこうした事態を回避するため、1頭を母親に抱かせ、もう1頭を保育器に入れて、数時間ごとに交代するという方法をとって対応するところもある。パンダの母親は「目の前にいる子をかわいがる」行動をとり、その結果、どちらの赤ちゃんにも均等に接する可能性が高いと考えている。(育児放棄することもあるので必ずしもうまくいくとは限らない。)
母親がうっかり、わが子を押しつぶす悲劇
か弱くて小さい赤ちゃんパンダは、見つけるのにも目を配らなければならない。赤ちゃんより大きい母親の下敷きにでもなればひとたまりもない。2012年には、7月には、生後6日の赤ちゃんパンダが、母乳をのんでるとき気管支に入ってしまい、亡くなってしまう悲劇が起きている。
対策として
①動物園のパンダカメラを24時間監視して、母親がうっかりわが子を傷つけないよう見守る。
②動物園の獣医も、赤ちゃんパンダが母乳を十分に飲み、栄養が足りているか注意を払い必要に応じて対応する。
③赤ちゃんパンダの筋肉が弱いので、排泄するときは手助けが必要。排泄を促すテクニックを身につけ、関わること。など。
生まれたばかりの赤ちゃんパンダは特にデリケートなので、事細かく見守るのが必要となってくる。
今回の双子を出産したシンシンは、どちらの赤ちゃんも大切に育ててほしいと思う。
双子のお父さんとお母さんは?
リーリー(オス15歳)お父さん
シンシン(メス15歳)お母さん
今年(2021年)3月、リーリーとの間で交尾行動が確認。
5月23日ごろから妊娠の兆候として休憩時間が増え、食欲も減少していた。
双子の赤ちゃんにはお姉ちゃんがいる?!
2017年6月に誕生したシャンシャン(メス)は現在4歳になる。
双子のお姉ちゃんとなるのですが、シャンシャンは2021年12月末には中国へ返還されるとのこと。
きょうだい仲良く可愛い姿をたくさん見せてほしいですね!!
※イメージ画像です。
まとめ
赤ちゃんパンダで賑わう今日この頃。ほんわかなニュースに朝から癒された方も多いのではないでしょうか?
双子のあかちゃんがこれから生きていくうえで試練や山場を迎えます。様々な方々の協力の元、無事大きくなることを願ってやみません。そしてシンシンが2頭と向き合い、子育てしていく姿がみれると良いなと感じます。
性別などはわかり次第、記載していきます。赤ちゃんの名前も楽しみですね。
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