2023年5月2日(火)午前10時30分頃、保育士から119番があり、3歳の園児が意識不明で病院に運ばれました。
園庭で遊んでいた子どもたちは34名。保育士は6名で遊びを見守っていたようです。このように保育士が6名いて、なぜ防げなかったのか?とても悔やまれますが、どうすれば良かったのか?の対策を交えて、お伝えしていこうと思います。
この記事を書いた人は、元保育士で、15年ほど無認可~認可保育園で勤めていました。あまりの激務、一人で20名を見ることはとても大変でした。怪我の無いように、保育園が楽しいと思って貰えるような保育を心がけました。経験を元に対策をお話させていただきます。
なずな保育園のロープ事故はなぜ起こった?
なずな保育園のロープ事故はなぜ起こってしまったのか…凄く哀しくなりますね。元保育士目線で書かせていただきます。
あくまでもこちらの考察になるので、必ずしもこうだとは言い切れません。少しでも事故がなくなればという思いで書いています。
保育士の立ち位置問題
経験差があると、どうしてもどこの場所にいた方が良いのか?とか難しいところですが、一番大事にしてほしいことは、1つです。
子どもの安全は第一に優先すべきということです。すべて完璧にはできません。だからこそ、周りの先生とも協力、連携し、ここみるから、後ろ側(目の行き届かないところ)お願いねなどの声かけが大事になってきます。
目の届かないところへの配慮
今回のように保育士がいない状態で遊ぶのは危険を伴います。ですが、時間帯や保育士不足から、どうしても、見る余裕がないなどの場合は、危険なものは下げておく事が重要になります。
子供はなにするかわからないという意識
この意識は凄く大事です。突破的に何するかわかりません。だからこそ、何が起こっても冷静で対応することが大事になってきます。とは言っても、急なことが起こると不安にもなりますよね。
常日頃から周りに助けを求めるように心掛けましょう。咄嗟の時に役立ちます。
◯◯先生!と呼ぶだけでもよいです。もしもの時は、周りに助けを求めましょう!
事故が起こった経緯
目の届いてないところに、今回のロープで遊ぶところはあったようです。
元レスキュー隊の貴重な意見
保育士目線からの意識
対策は?
- 保育士の立ち位置を出ている先生たちで確認する。
- ちょっとでも危険を感じる遊具があれば園長に報告し、撤去もしくは園庭で遊ぶときはそこに人為配置をする。
- 全体をみる保育士を確保する。
- 保育園等で起こった過去の事故を元に研修をして、学ぶ。(このとき、もしもの場合が起こった時の対処法も一緒にやる)
まとめ
保育園で哀しい事故を起こさせないためにも、子どもは何するかわからない意識をし、見守る立ち位置をしっかりしていきたいですね。
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