2021年7月に起きた保育園バス置き去りのニュースはいまだに覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。
2022年9月に起きた静岡県の認定子ども園の置き去り死亡事故。
どうして防ぐことができなかったのでしょうか?
気付くチャンスがあったのに、気付けない裏側には一体どんなミスがあったのか?について、まとめています。
置き去り死亡事故を無くすには
園バスを運用するに辺り、必ず運転手はバス内のチェックはすべき事項としてとらえる必要があります。
子どもを預かる側として怠ってはいけないのが、あります。
①人数確認
朝の会のときや、散歩(園外保育)、園庭あそび、食事や睡眠時など、事細かいですが人数確認は必要です。特に気になる子が居るときは事細かい配慮が必要になります。
【子どもの命を預かっている】という事を意識している保育者なら、人数確認の重要性を認知しています。
②子どもの体調など
元気がない、あまり喋らない、などの状態のときは、周りの先生の協力も必要になってきます。
人手不足でていいっぱい
人手不足で、一人の先生がいろんな業務をこなさなければいけない保育園もありますが、最低限の人数確認や、体調などをみていないと重大な事故が起きてしまう可能性もあります。
防ぐにはどうする?
①人数確認の徹底を
この事件の背景には、防げた箇所がいくつもあったことが伺えました。
まず、園児を降ろした後、バスの中をチェックすることで、すぐ発見できたこと。
②朝の会
朝の会で点呼し、出欠確認し、居ない子は、事務所や園バスの中をもう一人の担任が確認する。
③給食
給食がある保育園などは、食事が余るのでその時にわかる可能性もあるが、人数確認していれば朝の会で把握できている。
④他職員も園バスの中を確認する
事務員なども、園バスが戻ってきた時に二重チェックの意味でバスの中を確認することで防げる。
⑤実際に起きた事故を知りそこから学ぶ
研修を通して学ぶことが多いので、実際に起きた事故を知り、原因や防ぐには?という視点から職員同士で話し合う。
ここが一番重要かもしれません
まとめ
このような哀しい事故は二度とあってはいけません。
その事故から何を学び、何を得てどう向き合っていくのかが今後の保育の課題でもあるかもしれません。
コメント
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)