Twitter離れから、mixiへと移行する人が増えていますね。
mixi(ミクシィ)とは?
mixiとは、「心地よいつながり」をキーワードに、2004年から2010年にかけて大きく話題となったSNSです。様々なジャンルの掲示板を介して仲間とコミュニケーションが図れることから、多くの人々に親しまれてきました。最盛期にはユーザー数2000万人を突破し、時価総額2079億円超という信じられないような数字を叩きだしています。mixiには様々な機能が備わっており、「mixiコミュニティ」「mixiイベント」「mixiニュース」「mixiゲーム」などといった、他SNSにはない色とりどりのサービスをウリとしているようです。例えば「mixiゲーム」の会員数は2800万人を超えており、日本最大規模のオンラインゲームプラットフォームとされています。
mixiの機能
mixiには様々な機能が備わっています。主な目的はフレンド機能を活用し、日記を書くことでフレンドとコミュニケーションを図ることです。また、コミュニティに参加することで同じ趣味を持ったユーザーと交流をすることも可能なようです。ボイス機能と呼ばれるコメントのつぶやきをすることもでき、Twitterと連携することもできます。他にも、フレンドと個人間でDMを行う、ニュースなどの時事ネタをチェックする、携帯端末内蔵のGPSを使って位置情報を共有するなど、できることは様々なようです。
mixiの歴史
mixiは2004年にサービスが開始されました。初期のmixiは完全招待制で、既に入会しているユーザーから招待を受けないと利用ができない仕様となっていました。この完全招待制による安心感や居心地の良さが表かされたことで、mixiは大きな人気を得ます。
しかし、2010年にその完全招待制が廃止に。スパムや業者アカウントなどの流入によるユーザー民度の低下に、mixiへの信頼性は失われていきます。また、2011年に「足あと機能」が廃止されたことで自分のアカウントページを訪問した人との交流ができなくなりました。これによりmixiのユーザー離れに拍車がかかってしまいます。スマホの普及などにより、ユーザーがTwitterやFacebookなどの海外SNSに流れて行ってしまったことでmixiは次第に衰退していきました。
ですが2023年になり、Twitter内で再度mixiの注目度が上がってきているのをご存じでしたか?現在多くのユーザーを確保しているTwitterですが、その先行きを不安視した人々が、避難先の一つとしてmixiに注目しているようです。一度はその猛威を振るったmixiが再度その人気を取り戻す日も近いかもしれません。
なぜmixiが再注目されている?
2022年、イーロン・マスク氏によるTwitterの買収がなされました。CEOの総入れ替え、Twitter blueといった有料サービスの開始など、現在Twitter内は混乱を極めています。また、「Twitterが有料化した場合mixiに戻ればいいのでは」というユーザーが後を絶たず、ハッシュタグがトレンド入りしたりなどもしました。さらにこの騒動により実際にmixiのユーザー数も増えており、mixi運営によると、新規会員登録数が通常の8倍に上ることもあったといいます。最盛期に触れてこなかったZ世代への調査でも、mixiは「次世代SNS」投票の5位にランクインしたようです。
まとめ
一時は他SNSの普及により衰退していたmixi。ですがTwitterの不安定化により、かつての熱を取り戻しつつあります。これからmixiがどのような進化を遂げ再熱を図るのか見どころですね。
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